入院22日目
すっかり秋めいて来ました。
本日は、私が適応障害の発症から入院に至った経緯を書いていきたいと思います。
今年の7月末、とある会社に入社(転職)をしました。
本来は、8月1日からの入社だったのですが、先方からの入社前倒し要求により、急きょ7月末の入社となりました。
入社を前倒ししたからには、やってほしいことや覚えてほしいことなど、会社としましても何かしら理由があると思ったわけですが…。
これは私の完全な勘違いでした。
会社に入社後というのは、まったく知らない環境下に身を置くことになるわけでして、環境に慣れることはもちろん、仕事も覚えなくてはなりません。
ところが、出社しても、やることが特にないのです。
周りの方々は業務で忙しそうにしている最中、私は自主学習という名の、自社のカタログを見たり、関連する本を読んだり、他社の資本が入っているソフトウェアなどを触って時間をつぶす日々でした。
はっきり言って、何のために早く入社したのだろうと思っていました。
(楽して給料がもらえるじゃないかというご意見もある方もいらっしゃるかもしれません。)
そんな自主学習という日々が2週間程度続いたでしょうか。
(お食事中の方はご覧いただかないほうがいいと思いますことを、予め予告をしておきます。)
朝、始業時間に間に合うように起きて身支度をするわけですが、まず、起きることができなくなりました。
頭では起きなければならないことは承知しているのですが、体がついていかないのです。
やっとのことで起き出したまではいいものの、何も食べていないのに、吐き気がいつまでも治まらないのです。
胃液が延々と出てくるイメージです。
そして、頭痛が現れます。
もともと偏頭痛持ちということもあり、頭痛は慣れているのですが、脈打つような痛みというのでしょうか、この痛みが止まらないのです。
実は私は、偏頭痛や群発頭痛に効果のある、イミグラン皮下注射というものを処方してもらっています。
市販の頭痛薬ではこの痛みは消えませんので、自己注射をする日々も続きました。
当然、これらの症状が出てしまうと、始業時間に会社に行くことが難しくなります。
そのため、上司にほぼ毎日、遅刻する旨を連絡していました。
最初は有給休暇を充てていましたが、いつまで経っても治まる気配がなく、最終的には有給休暇を使い果たし、欠勤扱いとなってしまいました。
さすがに自身でもおかしいと思い、近くの心療内科を受診したところ、適応障害(広義でうつも含んでいます)と診断されました。
同時に、1か月の休職という診断書も書いていただきました。
職場に出向き、上司に直接診断書を渡し、休職生活がスタートしました。
長くなりそうですので、いったんこの辺りで切り上げます。
続きはまたすぐに書きたいと思います。