AVアンプ修理パート2(閲覧注意画像あり)
以前、AVアンプの修理を記事にしましたが、内容が薄っぺらかったので、もう一度詳細な記事を作ることにしました。
以前の記事は以下です。
同じ機体で同じ部分を修理しました。
その詳細版です。
・まずは分解
本体(天板)は裏側のネジを外すだけで簡単に外せます。
(写真ではもう外してしまっていますが。)
・さらに分解
フロントパネルのBASS・TREBLEつまみをフロントパネルから引っ張り出します。
この基板は3本のネジで留まっています。
・各つまみの状態
つまみは基板にはんだ付けされているため、つまみ単体にするためには、はんだを除去する必要があります。
BASS・TREBLEつまみ両方ともですが、写真のとおり、黄色く劣化したグリスが軸の根元まで付着しており、この劣化したグリスがつまみの動きを悪くしています。
・各つまみの分解(その1)
つまみの底に4か所のツメがあり、それを広げていくと分解できます。
劣化したグリスが写真左のプラスチック部分にも付着してしまっています。
写真右の摺動子も劣化により黒く変色しています。
・各つまみの分解(その2)
軸側の分解です。
劣化したグリスがこびりついています。
金属部分はアルコール、軸側はプラスチックを侵さないクリーナーを使わないとキレイになりません。
グリスの劣化や固着は、製造から30年も経てば仕方ないのかもしれません。